迎えてくれる景色
2017.09.28 Thursday
別れの帰り道
友達のお父さんの訃報を昨日知った
彼女が中学生のころ もし両親が別れたら 高瀬はどっちと暮らす?
そう質問してきた日のことを思い出した
あの頃の私たちには考えもできない状況だったけど
仲良くしていた親友が 家庭の事情で転校を余儀なくされたことが
きっかけだったこと。
わたしはあの時なんて答えたのだろう。思い出せない
だけど彼女はお父さんと迷わず言った
なんで?っと質問をかえすと
彼女は 女の人はひとりになってもなんでもやっていける
でも男の人はひとりになったらなんにもできないから
お父さんを最後までみていたい。と
彼女は今カナダに住んでいる
英語でのおしゃべりは心地よく
よく高校の時はヒヤリングを聞かされ
うとうとしていたこともあったなあ。
わたしたちはそれぞれ違う道を歩んでいるけど
日本に帰国した時は同級生で集まり
わたしも時間が合えば出向いた
彼女のおとうさんとの別れの今日
彼女はあの日言った言葉の通り
お父さんと最後まで一緒にいた。
夏に帰国し夏休みを楽しんだそう。
カナダに帰るまでの時間を一緒に過ごし
お父さんも安心したんだと思う。彼女はそう話してくれた
おとうさんの表情もまた
穏やかで
眠っているようで
お星さまになって見守ってください。そしてお星さまになってカナダのお空にも
遊びに来てね。と言った彼女の子供たちの言葉が
今も耳に残っている。
降っていた雨があがった
ただいま
出迎えてくれた おむすび山
濃い霧に包まれていたけど
とてもきれいだった。水たまりにも 写り込んでいた
今夜は晴れ
お星さまになっているんだろうなあ、、、。
いちばん輝いている星にちがいない
やっとみつけた。
2017.09.27 Wednesday
今度こそ 言われた方向へ向かう。走れば間に合う。走るのには理由があった。お夕食の準備の時間が押し迫っていたから。諦めようと思ったけれど 走れば なんとか。愛犬と走って走って坂を登った。広い道に出て左 婆ばのお墓方面へ。ふと お姑さんへ「最初から婆ばのお墓に行く途中」って言って欲しかった。(泣)再び 言いつけ守って歩く事を開始「上を向いて歩いてね」あったー。しかも ぐっしり いっぱい。苦手なあけびだけど 採りたくなる。届かないけど。お姑さんの撮ってきてのあけびをやっと撮ることが出来た。帰ってすぐに見せると 女将は わー 綺麗に撮れてるね。って 喜んでくれました。 遠い遠い道のり 汗だくなんて久しぶり。 採りたいって言う女将にわたしは 写真で我慢してね。と言った。だって本当に苦手だからね。おしまい。