夏のころ

2018.06.11 Monday

0

     

    養護学校に通っている男の子

    会えた奇跡に涙溢れました。

     

    あの日はただ ただ

    予約をキャンセルせざる得なくなった

    お母さんの震える声に

     

    私は言葉を失ったけれど

    予約のことは気にされなくていいです

    どうぞお子さんの傍にいてあげてくださいと

    電話を切った。

     

    それから秋がきて

    寒い冬がやってきた

     

    ふと

    あの子はあれからどうなったのだろうか

    時々思い出してみたりした

     

    野焼きがおわり

    ようやく高原にも春

     

    一本の電話がなった

     

    ネットで予約をいれておりますが

    もうだめかと思ったあの日

    キャンセルをして

    行けなかったものです。と

     

    その言葉ですぐにわかりました。

    思わず

    お子さんは?と

     

    元気になりました

    それで予約を再度入れさせていただきました。とのこと

     

    予約された日から2か月

    会えた昨日

    もう本当に心からうれしかったです

     

    忘れないでいてくれたこと

    元気になったお姿をみれたこと

    そんな奇跡がここに生まれたこと

     

    生きるという気持ちをあきらめないでいてくれてありがとう。

     

    またね、そういって

    かえっていかれ

    お見送りした後、客室へいくと

    おき手紙がありました。

     

    「おせわになりました。また来ます」

     

    丁寧な字に

    一生懸命折ってくれたカエル

     

     

    なんども楽しみにしてくれていたことを

    伝えてくれてありがとう。

     

    手作りのパウンドケーキも

    とっても とってもおいしかったよ

     

     

    直弥くんまた元気な姿をみせてね♡

    また会える日を楽しみにしているよっ☆

     

     

     

     

     

     

     

     

    コメント
    なんて素晴らしい話し何でしょう。読みながら涙が溢れました、一度そちらにお世話になった者です、色んなかたとの出会いが沢山会ったでしょう、泣いたり笑ったりのお宿これからも頑張って下さい。
    • by はかたっこ
    • 2018/06/11 9:59 PM
    はかったこさんへ

    おはようございます
    ありがとうございました。

    みなさんとお会いでき
    いろんなお話をさせていただける日々

    ご予約の際からその出会いがはじまっていて
    お見えになられる日は
    わくわくしております。

    笑ったり 泣いたり
    いっしょの気持ちになれるのは

    みなさんの温かいお心がそうさせてくれています


    はかったこさん
    また是非機会がございましたら
    またお会いできる日を楽しみにしております

    ブログもみてくださり
    コメントくださり
    うれしぃです
    ありがとうございました



    • by 若女将
    • 2018/06/16 7:45 AM
    コメントする