ワレモコウ
2020.09.06 Sunday
運転中
きょろきょろと
捜しにさがして
塀の上にのぼりとったり
草むらの中に
はいって行き
昨日は女将と捜しにでかけました
ワレモコウ
ずいぶん前までは
興味もなかったこと
いつしか
やりがいを感じ
それでもどこか甘えていた部分もあり
義父の存在がやっぱり大きかったのだ
旅館への思い入れがかわるのは
いつも義父に何かがあってから
それまではあまり考えなかったし
と、いうより逃げていたのかもしれません
そこに目を向けずに日々を過ごしていた
数年前
心筋梗塞で倒れた時くらいから
しっかりしなきゃ、となった
この春、認知となり
もう甘えてられないな。と
たくさん喧嘩したり
うるさいくらいいろいろいわれてきたことは
いま
身に染みてわかる
あの喧嘩も無駄ではなかった、と思う
毎日一緒にいると
どうしても
ぎゃ〜〜〜〜〜っ、と吠えてしまいたいときもある
あれこれを手伝わないといけないと思う義父と
それをされると仕事が増えてしまうから困ると思うこちら側の
歯車がうまくいかない
昨日も
お庭の外灯を消されていて
お客様は真っ暗な中お風呂へ・・・
あれ?いつもと何か違う、と庭をみえていると
お客様の携帯の懐中電灯がみえた
はっ。とそこで初めて気が付いた
外灯がきれてる
ああ、またしなくていいことしてくれてる。と
旅館じゃなければ
もっと優しくしてあげられたのに、と思う
旅館じゃなきゃもっと、という気持ちは
永遠に逃れられない。
だけど
旅館でよかった、という気持ちも永遠に持ち続けたい
だから
わたしの心は
ふたつの思いで
はちきれそう
ワレモコウ花言葉みたいに
「変化、もの思い」
が
つきまとう