葉月

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雲海がとおくにみえ
空気の澄んだ
ひんやりとした 高原の朝が
しずかにはじまる


​朝霧に包まれた山間もまた
​幻想的で美しかった

​ちょっぴり早起きをした朝に
ご褒美のような風景

心がふわり 穏やかとなり









 
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あさの5分

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あさの5分
みじかいようで とても長い
雫 ただその一点を フェアインダー越しに
何枚も何枚も撮り続ける
一度で納得することは ほとんどない

時々ブレて 見失う雫
レンズから目を離し 位置を確認し
ふたたび
ファインダーから覗きこむ

それでも見失う時は
人差し指を使って目印とする。

そんな事していると あらまあ
そんなところにいたのね、


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野いちご みえて。

レンズを近づけ
いちまい。にまい。

あまりにゆっくり魅入っていた朝
たくさんの時間を使っちゃったな。と

時間を確認
あれ。
5分しか経っていなかった


静かあさ ゆっくり ゆーっくり
slowな世界にでもきてしまったかのように

奇跡な時間が過ぎておりました。


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写真。そして 未完成

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旅の思い出を写真に残してくれた。
その一枚一枚を
みんなでこのときはあーだった
こーだったと 思い出話しとなり
笑いに包まれる
その笑いの輪に みんなも集まって
なになに から始まり

自分ではない人が写っているのに
待ち合わせの場所で、だねとか
浜辺に2人が降りて行った時のだね、とか

そこから生まれる会話もまた
楽しい。

今朝
早くに目が覚めて
昨夜もらった写真をゆっくりとみた

何度見てもいい。
台風が去ったのにここはまだ雨。
ふと 頭をよぎったもの

よし。実行だ
髪を整え 仕度をし
車を走らせ我が子がいる実家へ

到着して車をとめ 玄関へ向かう
かつて兄の部屋だった場所は次男の部屋と今はなっている
ちょうど車をとめた場所からよくみえる
窓がついていて

カーテンのついた部屋

そのカーテンが開いたのが視界に入った

見上げると
次男がにっこり笑って手を振っていた。

愛おしいと思う瞬間。

玄関はまだ鍵がかかっていて
声を変え 朝早くにすみません おはようございます。と
声をかけると

母がはい おはようございますと
鍵を開けドアを開けてくれた


わたしとわかって
なーんね美穂ちゃんね。と言う

次男はわたしが来てることを母には伝えず
母が驚くのを 後ろで見ていた

わたしと次男 思うことは同じだった

長男もまた嬉しそうに何度も
どしたん ねえ なんでおると。と聞いてくる
そして朝ごはんを食べていた父が
どしたんか なんかあったんか。とちょっと心配そうに言う
まだ寝ていた主人にも声をかけずにうちをでたから
主人からも どしたんか?と携帯がなる

きをつけなければと 自分の中で気になっていたことを昨夜
指摘され、素直に聞き入れなければと思い
迎えた朝だった。だから そんな時間があるなら そんなことしてる余裕があるなら
その時間を違うことに使えるはず

そう思う気持ちが強く

実家へ。息子2人の駅までの
母が日頃してくれている事を
きょうは2人の母であるわたしが、、、

そうすれば
母も 母の時間が作れる。そんなこと思ったら
車を走らせていた。

正確なこたえ。

私はまだまだ未完成
これからも
一歩ずつ 誰かに指摘されながら 迷いながら
見つけながら
人生の旅をする。

間違いは間違いだと素直に受け入れる心は常に大切にしたい

振り返っても
そこには
風が
吹いているだけ。

この先 完成も得ないかもしれないけれど
時間は大切にしていきたい。
今しかない時間を大切に。
 
















 
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はじまるいちにちを




《わたしのもう1人の兄》
あんなに降っていたのに。しとしと静かな雨の朝。わたしにはもう1人のお兄ちゃんがいた。わたしの生まれるずっと前に。。。名前しか知らない 写真もない 彼はたった数日だったけれど
その数日 愛されこの世を去った。祖父母や両親 おじさんたちも口々に言っていた。色白でとても可愛い男の子だったと。会ってみたかった

彼が生まれていればわたしは生まれていない。わたしのいろいろを彼は知っている。 今もそれはかわらない。お座敷に行き前に座り話しかける すると不思議と落ち着く。そんなわたしの中だけに彼は存在し、いつも傍にいて 守ってくれている。
今日はそんなお兄ちゃんの命日。
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温泉。

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お宿はもちろん 温泉
贅沢だけど
自宅も温泉

蛇口をひねれば温泉がでる

お休みの日。
あさに。
入りたいと思う時間はいつでも入れる

昨日出会った女性は
温泉はいろんなものを流してくれる気がします。と
疲れや
嫌なことも。。。

今朝その言葉をふたたび思い出した

朝風呂に入り

あー。ほんとだ
流してくれる。

じわじわ感じてきた。

ただね、温泉は流れっぱなしだから
私は
子供の頃からバスクリンやバブを入れて
色水になるお風呂が楽しみだったから
それが今はできないことが寂しい。

だから
お泊まりへ行くときは
私のバックには
必ず入浴剤がはいっている

一年に一度。その日を愉しむ

ちいさなユニットバスに
泡にするときもあれば
真っ白な
よく見るドラマのような


無い物ねだり。ですねっ

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みれば

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蛍に出会える場所がある
それを教えてくれているように




最近では里山が遠のいて
蛍と共にみかけなくなったという草

まだ小さかったころ
おばあちゃんちに行けば白い蛍袋が咲いていた
蛍を中にいれて遊んだこともある。


きょう、摘んで
もうないと思っていた蛍袋を
同じ場所でふたたびみかけた

みかければうれしい 歩いている足をとめ
摘まずカメラにおさめよう
蛍がわかるように。

そんなことを ふと。

夕暮れどきの ちょっぴり湿っぽい風が吹くころ
耳をすましながら 歩く
木々の揺れる音
バスの到着する音

週末を別荘で過ごす隣人の声

いまいる場所に 響く

それはやさしく 心地よく 耳にのこる。

そよそよ
吹いていた風


カメラをちかづけると
風 がやんだ


シャッターをきる
その瞬間は自身の
息もとめていたことに

今まで気づかなかった。






「綴り」カテゴリーをひとつ増やしました。













 
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